TOA株式会社(本社:神戸市 吉川隆典社長)では、企業メセナ活動*注の一環として、音楽と教育に関する市民意識調査を独自に実施し、冊子にまとめましたのでお知らせいたします。加えて、調査結果をふまえて企画立案した、小中学生を対象とした無料音楽ワークショップ「TOA Music Workshop 2007」への参加者を公募いたします。
意識調査は主に保護者を対象とし、1)保護者から見た子どもの音楽への接し方、2)保護者から見た学校の音楽教育、3)教育に対する企業の支援、の3分野について実施しました。その結果、1)では、子どもたちの音楽への関わり方が受身であること、2)では、保護者は学校の音楽教育に「音楽を好きになること」を最も期待していること、3)では、8割以上の保護者が学校教育への企業の支援に期待していることが判明しました。
この結果を受けてTOAでは、従来から実施している活動を拡充し、「TOA Music Workshop 2007」を企画しました。本企画により、子どもたちに音楽を楽しむことができる空間を提供することを意図しています。調査結果からみて、音楽との接し方が大きく変化する時期である小学校中学年~中学生を主な対象とし、より多様性のある音楽に触れる機会として、ガムランなどの民俗楽器をテーマ楽器にとりあげる予定です。なお、企画の参加者は、学年単位の公募で決定いたします。開催時間は約2時間、参加費は無料です。開催場所(下記参照)に来場可能であれば、学校所在地は問いません。
*「企業メセナ活動:「メセナ[mecenat]」は、芸術文化支援を意味するフランス語。企業メセナとは、販売促進目的ではなく企業が社会貢献の一環として行う芸術文化支援を指す。近年は広義に解釈され、教育や環境、福祉なども含めた「企業の行う社会貢献活動の総称」ともされている。
[参考]社団法人企業メセナ協議会 ホームページ:http://www.mecenat.or.jp/
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