音色で、夜を彩る。神戸ルミナリエ2005音演出のお知らせ

ニュースリリース

2005年12月 8日会社

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【ソリストに今年も中島啓江氏】
音色で、夜を彩る。神戸ルミナリエ2005音演出のお知らせ

TOA株式会社(本社:神戸市、吉川隆典社長)と、株式会社ジーベック(本社:神戸市、筒猪和夫社長)では、神戸ルミナリエ(12月9日~12月22日)に対してオリジナル音演出を行いますのでお知らせします。

音演出の主な特徴

ルミナリエ2005のテーマである「光の第2章」をうけて、オリジナル楽曲6曲を新たに制作し音演出を行います。作曲は1999年よりルミナリエ楽曲を担当している上田益氏で、ソリストにはソプラノ歌手の中島啓江氏を今年も起用。楽曲は西洋の宗教曲をモチーフにしたオリジナル曲で、合唱やストリングス、パイプオルガンの音色を中心に構成しています。CD収録曲1曲目はルミナリエ点灯時の楽曲、残り5曲はフロントーネからメイン会場の東遊園地までの会場を5つのエリアに分割し、それぞれに割り当てます。会場を進むうちに、音楽は静と動の要素をおりまぜながら、荘厳なクライマックスへ展開していきます。
ハードウェアにおいてはTOAのスピーカーを会場内に約100台設置、期間中の音演出の運営はジーベックのスタッフが行います。

ジーベックについて
TOA株式会社の100%出資子会社。主に、音ソフト(コンテンツ)の製作、現場での音響オペレート、イベント企画などを専門に行う。1996年よりルミナリエの音演出を担当。

今年度のトピックス

  • 今年もソリストにソプラノ歌手の中島啓江氏を起用
    中島啓江氏の錚々たる歌声と、アンサンブル・ヴォックス・フマーナによる天使のようなコーラスとのハーモニーが、ルミナリエの荘厳な光の芸術と共に神戸の街を温かく包みます。昨年、中島氏をソリストに迎えることになった経緯は、同氏のアルバム「ソング・オブ・ジ・アース 〜ビューティフル・ソングス・フロム・クラシック〜」(2004年9月26日発売/日本クラウンからリリース)の全曲アレンジを、ルミナリエの作曲者である上田益氏が担当したことがきっかけでした。傷ついた神戸の復興と元気になった神戸のために歌いたいという中島氏の強い意向で今年もソリストとして迎えることとしました。

  • ルミナリエオリジナルCD発売
    実際に会場の音演出に使用されているオリジナル楽曲6曲を収録したCDを発売いたします。

    CDタイトル Kobe Luminarie 2005
    作曲 上田 益
    価格 1,000円(6曲入、税込)
    取り扱い場所 ルミナリエメイン会場、東遊園地内臨時観光案内所(期間中のみ)
    通信販売のお問合せ 株式会社ジーベック
    〒650-0046神戸市中央区港島中町7-2-1
    電話078-303-5600、FAX 078-303-4632
    http://www.xebec.co.jp/shop/
    E-mail:info@xebec.co.jp

アーティスト紹介

  • 上田 益(うえだ・すすむ、作曲者)
    1956年生まれ。1998年冬季長野オリンピックの公式式典曲「ウインター・フレーム」を作曲。ルミナリエ演出楽曲の作曲を、1999年より担当している。

  • 中島 啓江(なかじま・けいこ、ソリスト)
    鹿児島県出身。昭和音楽短期大学声楽科卒業。ディプロマコース・オペラ専攻課修了後、藤原歌劇団に入団。春平紀美、故 砂原美智子、マルチェラ・ゴヴォーニ各女史らに師事。

  • アンサンブル・ヴォックス・フマーナ(コーラス)
    1999年よりルミナリエのコーラスを担当。松蔭室内合唱団、バッハ・コレギウム・ジャパン神戸の合唱団を母体に鈴木雅明により結成された。

 

音演出詳細(CD収録曲紹介)

 1:光は夢(点灯時演出曲)
 2:あなたを忘れない(ローソン前)
 3:祈りの時(ランプ博物館前)
 4:ラクリメ(スカイビル前)
 5:サンクトゥス(郵便局前)
 6:光は希望(東遊園地)

天使のような透き通ったコーラスが優しく響き渡り、そこに中島氏の錚々たる歌声が凛と重なり音楽が展開してゆきます。そして、クライマックスの教会の鐘の音で一斉にルミナリエ点灯を向かえるオープニング曲「光は夢」。亡くなってしまった大切な人へ送る「あなたを忘れない」。震災10年追悼コンサートの為に書き下ろされた「祈りの時」。震災犠牲者への鎮魂歌であるストリングスのみの演奏「ラクリメ(涙)」と感謝の想いを込めた合唱「サンクトゥス(感謝の賛歌)」。そしてこれからの明るい未来を願い、中島氏が感性豊かに歌い上げる壮大なフィナーレ「光は希望」の6曲構成となっています。


作曲者コメント
「神戸ルミナリエ2005」音楽製作にあたって 上田 益
今年もルミナリエの季節がやってきました。私が会場演出用の音楽を担当して7年目になります。毎年「希望に満ちた明るい未来」がやって来ることを願いつつ、様々な思いをひとつひとつの曲に込めてきました。
今年のテーマは「光の第二章」。いつか、本当に明るい未来が来る事を願わずにはいられません。3曲目の「祈りの時」は、2001年に詩をお願いした作詞家もりちよこさんに再び詩を書き下ろしていただきました。

音演出配置図
音演出配置図

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