社長インタビュー(1/6)
リード
グローバル・マーケットで戦える競争力を
株主・投資家の皆さまにおかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
世界経済はいま、新興国を中心に回復へと向かってはいますが、不安要因も多く、まだ楽観できる状況にはありません。このような中でも当社は、海外売上を軸に業績を回復、中期6カ年経営基本計画(2009年度~2014年度)の達成に向け歩みを早めつつあります。
特に、当社1934年以来の創業事業である業務用音響機器は、グローバルな市場において大きな強みとなっています。より現地のニーズに沿った商品を世界中の方々にお届けするため、現在、研究開発から製造、販売までの“地域密着”化に取り組んでいます。中期計画で掲げる「地域に密着した5つの企業の連合体」というビジョンは、そのような取り組みを徹底し終えた時の当社の理想像です。
世界にはさまざまなビジネスチャンスがあり、最近では鉄道ビジネスが急拡大しています。当社も積極的に参入しており、先日にはアメリカを代表する地下鉄網への商品売り込みに成功しました。この分野では業務用音響機器に加えて、日本でも実績を上げているセキュリティ機器も新たな可能性が見えています。また、EUを中心とする欧州では非常用放送分野で頭角を現しつつあります。
これからの日本企業の成長は、海外マーケットでのシェア拡大を抜きには語れません。当社は管理機能や商品開発機能を強化する一方で、サプライチェーンのグローバルな最適化や品質の強化に取り組み、世界で戦える競争力を構築してまいります。